ノープランNZ旅行記 40日目 其の弍

マーケットを出て宿方面に向かう前に、街でランチをして行こうかな、と思った。

でも、すぐに「これが食べたい」が浮かばなかったし、絞り出さないと無いくらいならそこまで行きたいわけじゃないな、と思って、この日泊まる予定の宿に向かうことにした。

ランチはそっちの方面で食べることにして。

この日泊まる宿はMt. Manganuiの近くで、この時いた場所からはバスで行くことにしていた。

バスを待っている時、いかにもスケーターボーイみたいな少年がいた。

VANSのスニーカーとリュック、スケッチャーズのチノショーツにスケボー。

鏡を見て髪型とか気にしていたから「俺いけてる」って思ってるのかな、と勝手に考えていた(笑)

あと、旅人チックなおばちゃん、スマホで音楽を聞いていた少年の近くをそのまま通り過ぎるかと思いきや、その場で突然踊り始めた!自由だなーと思った。

ちょうど昨日、人の目を気にするって話をしていたから、「やりたいときにやる」ってあぁいうことなんだな、って思って参考になった。

もちろん、同じことはできないけど(笑笑)

時間になりバスが来て、それに乗ってMt. Maunganui方面へ向かった。

宿の近くまで行こうかと思ったけど、ガイドブックで紹介されていたGeorge Cafeに向かうことにした。

Mt Maunganuiからは手前のバス停を降りてカフェに向かった。

カフェに着くと、こぢんまりとして素敵な感じ。

確かガイドブックにレモンタルトが美味しいと買いてあった。でもタルトはなくてレモンケーキがあったのでそれを注文した。

あと、サラダ的なものが食べたかったんだけど、黒板のメニューがよく分からなくて、とりあえず1番上のCrumpetsというのを頼んだ。ベリーとかフルーツとかあるし、いいなって思って。

あと、飲み物はコーヒー以外で、とKombcha を。

George Cafe
こじんまりとして心地よい空間だった

予想に反して、レモンケーキは結構甘かった(苦笑)

そして、運ばれてきたCrumpets とはパンケーキだった、しかもハチミツかかってたりこれも甘そうだった(笑)

ちなみに、ネットで調べて注文するということはこの旅では基本的にしていなかった。

昨日、しばらく砂糖を控えよう、と思っていた矢先に甘いものだらけ(笑)

さらに、メニューの上の方を見たら、ターメリックラテなるものが!あれにすれば良かったーと後悔(笑)

でも、いい勉強代だと思って、どれも美味しくいただきました。

レモンケーキ 上に載っているのが甘かった
Crumpets

食事を済ませてゆっくりしていると、前のカウンターでまかないを食べていたお店の女の子に「これからどこに行くの?」と話しかけられた。

「マウント・マ…(方向を指さした)」で察してくれた。

で、どこから来たのかと聞かれたから、Japanと言ったら、とても喜んで?びっくり?いや、喜んでいて、「日本が好き」と言ってくれた。

確か、食べ物とか文化的なが好きだと言っていたかな。

お店の他の子達にも、俺が日本から来た人だってことを話していた。

「それを聞いて嬉しい」と言いたかったけど、とっさにでなかったー(泣)

「Really?」としか言えず(笑)

NZには1ヶ月くらいいて、各地を旅していること、2月末までいること、NZは初めて来たけどとても好きになったこと、を伝えたら、「また戻ってくるわね」みたいなこと言ってくれた。

楽しんで、と言われて店を出て、宿に向かって歩き出した。

宿に向かう道の右側は家が立ち並んでいたけど、地図ではその向こうは海になっていたから、抜ける道があったら海に行こうと思った。

しばらく歩くと海に続く道があったのでそこを歩いていくと、とてつもなく広いビーチが広がっていた。すごい!と思った。

ネルソンのビーチもすごかったけど、こっちの方がきれいそうだし、人の数もネルソンほどじゃない感じがした。とにかくすごいと思った。

しばらく浜辺を歩いていて、この宿泊期間中には海に入りたいなと思った。

でも、さらに歩いていた時に、今入りたいなら今入れば良くね?チェックインまで時間もまだあるんだし、と思って、入ってしまうことにした。

人が少なめの場所があったから、荷物を置いて、野菜はバックパックの陰に置いて、スマホや財布、パスポートはリュックに入れて。誰も取らんだろ、と思ったから。

履いていたショーツは元々水着にも代用しようとしていたものだし、パンツはメリノウールだから乾きやすいし。

延岡でリバーカヤックしたときも、勢いでそのまま飛び込んだしな、とも思った。

そして、上着を脱いで海に向かった。

海に足以外で入るのはいつぶりだろう。たぶん、屋久島でシュノーケリングして以来だと思う。10年以上ぶり。

ここの海は、割と沖の方まで行ってもそこまで深く無かった。

青森の海とは違う印象。と言っても青森の海に入ったの子供の時だけだけど(笑)

沖の方から海岸へ向かって泳いだ。海でこうやって泳いだのこそ、いつぶりなんだろう。

自分から海に行くことって子供の時以来無かった。

屋久島へ行った時に水着を新調したけど、それ以来海には行っていない。

屋久島の前が、たぶん子供の頃まで遡っちゃう。それくらい前だと思う。

日記を書いていて思った。元々海に行くことを避けていた気もするし、誘われることもなかったかも。海に行く友達いなかったし。

海はパリピ感があって嫌だ、と思っていたのはかなり歪んだ先入観だと思った。

やんちゃな人怖い、みたいのあるからかな。

あと、結構人前で裸を見せるのが嫌だったかも。

だから筋トレしたのかも。マッチョに憧れたのかも。自信がなかったから?自分の身体の「外見」に。

やっぱり人の目を気にしていのかもしれない、なんて思った。

奥に見えるのがMt. Maunganui

海で泳ぐの久しぶりだけど、めちゃくちゃ楽しかった!結構疲れたけど!

ただ、食後時間をあまり空けずに泳いだのは良くなかったかも。

全然考えてなかったけど、泳いでいた時になんか喉?胸?が苦しい!と思ったから。

でも泳ぎたくて、結局5往復くらい泳いだ。

波が少し強めで、水の中は砂が舞ってよく見えなかった。

そして波に向かって歩いて波を身体に受けた時、結構な衝撃で立っているのがやっとだった。

これは津波ってヤバいよな、と、ふと東日本大震災のこと思い出して少し気持ちがブルーになった。

日差しは強いけど風は割と冷たくて、水から出ると結構寒くてさぶいぼ立った。

風邪を引くことはないだろうけど、冷えるのも嫌だから荷物置いてあるところに戻って体を拭いて太陽に当たった。

少ししか日に当たらなかったし、途中から日焼け止めを塗ったけど、すでに赤みがかっている。久しぶりに焼けた。

今日は寝れるかな。と少し心配になった。

其の参へつづく

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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