ノープランNZ旅行記 41日目 其の弍
買い物から宿に帰ってくると、オーナーさんぽい人が声をかけてきた。
レセプションから見えたのか、わざわざ出てきてくれて、しかも僕が昨日チェックインした人だと分かっていたようで、彼は安心していたようだった。
俺的には聞き取りづらい英語だったけど、部屋はどうか、みたいなことを聞かれたから、「とても良いよ!」と答えた。
おじさん、嬉しそうだった。人が良さそうだなと思った。
部屋に戻ってきて、ビールを飲んだ。
クラッカーとブルーベリーをつまみに。
そして少しお腹が空いたので、ズッキーニとニンジンを食べた。
ビールを飲み終え、ジンジャーソーダを飲んだ。
食事をしたら疲れてきたので横になった。気づいたら寝てた。
起きたら3時だった。2時間くらい眠っていた。
海に行こうかどうしようかと思っていたけど、なんだか足が重い。
なので、米を炊いておくことにした。
昼間から水にはつけておいた。水は目分量。
普段、3合で900mLだから、300mLくらい入れたつもり。
米を炊く鍋は、蓋付きでしかも蒸気が抜ける穴がついていたから、ちょうど良かった。
ただ、IHだから、火加減が難しい…。
普段は土鍋で炊いていて、強火から弱火にしたら放置だけど、今回はコンロにつきっきりでやった。
最初は強火にして蒸気が出てきたら、コンロの場所を変えて弱火にした。
コンロの場所を変えたのは、すぐに温度が下がるか分からなかったから。
そして、弱火にするのが難しそうだったから、スイッチのつけて消してを繰り返した。
蒸気の感じを見ながら。
あとは、蒸気の匂いを嗅いで。
フタの穴から水がぷくぷくして出てきた(文字表現が難しい笑)。
その感じを見つつ、ぷくぷくが無くなって、10分ほど経ってから火を止めた。
あとは蒸らすだけだから、放置だなと思い、海に歩きに行った。
朝に比べて天気はすっかり良くなっていた。
人は割といて、海に入っている人も朝よりはたくさんいた。
朝と同じく、人気のないところでしばらく座ってボーっとしていた。
しばらくして、浜辺を歩いた。この時もあんまり何も考えていなかったかも。覚えていない。
浜辺をずっと歩いていたら、羽子板みたいなことをしている2人がいた。
近くに行った時、ちょうどボールが僕の前に来たので、拾って投げてあげた。
ドラマでありそうな絵に描いたようなシチュエーションで、ちょっと笑えた。
しばらく行くと、岩場の近くで網を持った男性がいた。
貝でも獲っているのかな、と思いながら見ていたら、手に魚を持っていた。
僕と目があった時に、魚を見せるように持ち上げたので、親指を上に立てて返した。
その後、自分も別の岩場に行ってみたら、シタラミらしき貝がいた。
祖父母の家の近くの海でよく取った貝だ。
これは獲ったら食べれるのでは?!と思って、後で母に食べ方を聞こうかなと思った。
貝殻が多いところで裸足で歩くと怪我しそうで、僕はすごくゆっくり歩いたけど、他の人は結構普通に裸足であるいていた。
やっぱり心配性なのかなーと思いつつも、今足を怪我すると歩くのに支障があるので、やっぱり慎重に歩いた。
気分的に裸足で歩きたくて、ビーチを出てもそのまま裸足で宿まで帰った。
部屋に戻ってからシャワーを浴びた。日焼けで身体が火照っていたから水にした。
シャワーを浴びた後、料理を始めた。
ご飯は結構上手に炊けていた!
穴が空いていたから、割と良いできだったのでは、と内心テンションが上がった。
つくるもののイメージはなんとなく決めていた。ブッダボウルみたいなもの。
ジャガイモがなかったから、ふかしたサツマイモと、ヒヨコマメの水煮、昨日買ったマイクロビーンズ?、アボカドを、スープの素とカレー粉で和える。それだけ。
そして、買ってきた韓国海苔を乗せた。普通の海苔が良かったけど、量が多いからやめた。でも、韓国海苔で正解だったかも。
あとはケールを添えて、ご飯にかけてできあがり。
インスタントだけど味噌汁を買ったので、それも一緒に。
いやー、割とおいしかった!やっぱり自分でつくって食べるのいいなぁって思った。
量は元々多そうだと思っていたから、半分食べて残りは翌日食べることにした。
結構食材があるから、残ってしまうかなーと思いつつも、無理に全て調理をせずにその時になったら考えよう、と思った。
明日も明後日も自炊だけでも良いかなとも思うし。
42日目につづく(帰国まであと34日)