ノープランNZ旅行記 43日目 其の壱
43日目(2023/1/24)
この日は4時頃に目が覚めたけど、また二度寝。二度寝が定番になっている。
結局起きたのは6時頃。
昨夜は謎の便意が来て夜中に1時間くらい便座に座ってた。
だからかも。
カーテン開けると今日は曇り。
天気的にも気分的にも、この日の朝はMt. Maunganuiに行くのはやめた。
モーニングノートを書く気分でもなく、ただボーッとして、お湯を沸かして白湯を飲んだ。
朝は適当に野菜とパンを食べた。
この宿に来てからは外食はしていない。
テイクアウトも無し。
NZに来てから初めてかも。
ご飯を食べてからもしばらくボーッとしながら、今後のことをぼんやりと考えた。
もう一泊することを考えていたけど、この宿では無理そうだった。
ピンとくる宿が他にはなくて、延泊はやめるかーと思い始めた。
2月の初旬にロトルアで人と会う約束があるから、その時まで北島にいようかな、とこの時は思っていた。
だから、北島で行ってみたいと思える場所があるか探してみた。
KerikeriやPihaが良さげだった。
Pihaのライオンロックとかは興味あるんだけど、泊りたいと思える宿がいいタイミングで空いていない。
スピリチュアルなとこで、Tane Mahuta という木も気になる。
一方で、気になっていたのがレッチリのライブ。
ダニーデンでライブがあるのをポスターで見て知った。南島だ。
ダニーデンへのフライトを調べていたけど、なんとなく気持ちが固まらずモヤモヤしてきたので、外に出ることにした。
散歩がてら、Mt. Maunganuiのゆるいコース歩くことにした。
時間が遅いからか、天気が悪いからか、昨日より人が気持ち少なめだった。
前回とは逆回りで、1番簡単なコースを歩き始めた。
ゆるいコースは、Mt.Maunganuiの周囲を歩くコースで、山の上から見るのとはまた違う景色だった。
だから、これはこれで楽しめるかな、と思った。
よく話しながら歩く人が多かった。
疲れるだろうに、と思ってしまうけど、どう歩くかは人それぞれだし。
相変わらず人のことに意識を持っていき過ぎる(苦笑)
途中、気になる岩があり、そこから別のコースにつながっていた。
なんとなく惹かれるようにそちらに進んだ。
この日はマンサンダルを履いていたから、険しいコースをあることに若干の不安があった。
でも階段が見えたし、この山のコースはそこまでないから大丈夫と思ってた。
このコースは、これまで歩いたMt. Maunganuiのコースでは一番山っぽい雰囲気だった。
しかも人はいなかった。
曇りだったこともあって、なんとなくスピリチュアルな感じするー!と思いながら、テンションは少し高めで進んだ。でもゆっくりと。
大きな木や、根本から複数に枝分かれしている木がたくさんあって、なんというか、原始的な雰囲気がした。
エネルギーをもらおうと、時々木を触りながら進んだ。
そのコースが終わり、前日歩いたコースに出た。
そこから山頂を目指した。
このあたりから少し雨が強くなってきたから、レインウェアを着た。
昨日はどういうコースか分からなかったからしっかりした山装備で来たけど、今日は軽装で行った。
険しくないと分かったから。
しばらく行くと、三人の青年等が話していた。
彼らの話していた場所から別のルートがあって、そちらへ行くかどうか話しているようだった。
僕はいったんは素通りしたけど、別の道を歩きたいと思い、引き返して別ルートを進んだ。
少し狭い小道を進んで行くと、しばらくして山頂に着いた。
すると、雨が割と強く降ってきた。
昨日は気づかなかったけど、山頂には石が置いてある台があった。
その石を子供が触っていた。
その子のおばちゃんらしき人が、「撫でるんだよ」と言っていたので、なるほどと思って聞いていた。
子供が離れてから、自分も石を触った。撫でるように。
方位盤みたいな上に石があった。
近くに看板があって、石の説明書きがあった。
読んでみたけど、うーん…。全てを理解できなかった。
どこかの方向を向いて撫でると、その方角に良いことがある、とかかな。
と、その時はそう解釈した。
無意識に撫でた方角は西だった。
やっぱり西が僕にとって良い方角らしい。
ここ最近引いたおみくじでも方角は全て西だった。
だから、京都へ移住したのはよかったんだな、と改めて思った。
雨の景色は晴れとは違うな、と思いつつ、雨が強まってきたので下山し始めた。
昨日登ってきたところを下っていった。
この時間でも走っている人がそれなりにいた。
やはりランニングコースになってるみたいだ。
ランニングクラブなのか、おそろのユニフォーム着ている人達もいた。
みんな結構しんどそうに走って、なんとなくみんな生き急いでいる気がした。
そんながんばんなくてもいいのにな、と。
個人的には、まずは食事変えるのがいいと思った(勝手に痩せるために走っていると推測(笑))。
コロナ禍で食生活が変わっただけで、僕は5キロほど体重が減ったから。
とは言え、繰り返すけど、人それぞれですから(笑)
その弍へ続く