ノープランNZ旅行記 43日目 其の弍
下山して宿に戻った。
時間は10時半で特に何をするでもなかったので、昼ごはんを作り始めた。
2度目の米炊き。
今日は前回とは違い、ぷくぷくが無かった。
そんな時もあるよな、と思いながら炊いていたら、焦げくさくなってきて、慌てて止めた。
「やっちまったー」と思い、確かに鍋底は焦げていたけど、そこまでじゃなくてうまく炊けていた。
こないだと同じようなレシピで、カレー風ブッダボウル風を作った。今日は残りの魚の燻製を入れた。
予想通り、ガッツリな量になったので、半分残した。
これ、自分の中では結構いけていた。
雨が朝よりも強くなってきて、しばらく宿でのんびりすることにした。
この日の朝、山を歩いている時に、とりあえずダニーデンに行くことを決めた。
今何がしたいか?と自分に問いかけた時に、10年ぶりに復帰したジョンのギターリフが聞きたい!が答えだった。
だから、とにかくまずレッチリを観にダニーデンに行く。
何日滞在するかは分からないけど、その後のことはその時に考える。そう決めた。
タウランガからダニーデンへ直通で行くことは難しくても、明日はどこか中間地点に泊まって、明後日向かってもライブには間に合う。
だからこの日は宿でボーっとして、東京リベンジャーズの最終巻を読んでた。
しばらくして、雨の音が聞こえなくなってきたので外に出ることにした。
YUKI寿司が開いていたら夜ご飯で買おうかなと思ったから。
表に出てみると、雨はまだ少し降っていた。
でも傘を取りに行くために5階の階段をまた登るのも億劫だし、雨はざーざー降りじゃないから、そのまま向かった。
レインウェアを着ていたし。
YUKI寿司は開いていたけど、閉店が近かったからか、残っていたお寿司のラインナップが微妙だった…
日本人の方がやってるだろうから、応援したい気持ちもあったけど、ちょっと買えないなー、と思って店を出た。
(余談:寿司屋や日本料理屋だからと言って、日本人が経営しているわけではないことは後に知った)
店を後にして、ビーチに向かった。
雨のせいかビーチには人が少なかった。
サーフィンしている人達はそれなりにいたけど、それでも晴れの日に比べたら全然いなかった。
波は昨日の朝よりは穏やかだった。
そこでまた座ってぼーっとしてた。
レッチリ聴きたいならとりあえず行こう、と自分の中で再確認した。
ある意味決意?かな。
雨の日の海は肌寒く、昨日や数日前と違って、冬の日本海のようだったな。
それらかオーガニックショップへ行って果物やドライフルーツを買った。
明日、空港へ行く前に寄る時間ないかもだから。
この日はビールを飲まないつもりでいたけど、結構ビールを買った。
レッチリに向けての景気づけ、と勝手に理由をつけて(笑)
なんか結局ビール飲みたくなる、暇だと。
なんでかな、と考えてみても、なかなか答えが出ない、まだ。
何かに集中、注力しているときは飲みたいとは思わないから、そういう事が必要なのかなーと思ったりした。
(このブログを書いている今は、少しづづ分かってきた気がしている。少なくとも、心の底にストレスがあったり、考えることをやめたいと思っている時に、ビールを欲している。)
お腹はそこまで空いていなかったから、家にあるものですまそうと思った。お酒も飲むし。
宿に着いて、クラッカーやナッツ、ドライフルーツを食べながらビールを飲んだ。
この日はそんな感じで静かに過ごした。
食後、明日の出発のために少し荷物や部屋の整理をしてから、日記を書いた。
深夜に謎の便意が無いことを願いつつ(笑)
今回訪れた、Mt Maunganuiのあたり、ビーチも含めて、Mt. Cookに次いで何かを感じた場所かも。
なんとなく、そう思った。
宿が安ければもう少し滞在したいなー、と思ったけど、今回はこれくらいでいっかなと。
「てか、レッチリがあるからなー」
44日目につづく(帰国まであと32日)