ノープランNZ旅行記 24日目 其の参
この日の朝から感じていた喉の痛みは、当初、寝違えたのだと思ってた。
でも、少し首が腫れている感じがするから、リンパが腫れているのかもしれないと思った。
それにはロキソニンが効くようだから、とりあえず飲んだ。
しばらく様子を見よう、無理はせず。と思いつつ。
イスラエルの青年に降ろしてもらった場所にはカフェがあったので、そこに入り軽く食事をとることにした。
お土産的なものも売っていて、サービスエリアっぽいと思った。
食事をしてからバスの予約をした。
その後、近くのスーパーで果物とナッツとレモネード的な飲み物を買い、食べながらバスを待ってた。
「あとはバスに乗ればクィーンズタウンへ行けるー!」
そう思っていたら、まさかのハプニング。
バスに乗りそびれた…
バス会社が指定したバス乗り場で待っていたにも関わらず、そこにバスは来ず。
少し離れたところに、時間より遅れてバスが止まったのだけど、バスの色が想定しているものと違っていた。
だから、その時は自分が乗るはずのバスとは違うと思っていた。
この時、クライストチャーチからテカポ湖に行く時と同じバス会社に予約した。
クライストチャーチから乗ったバスの色は緑だったから、僕は緑色のバスが来ると”思い込んで”いた。
でも、その少し離れたところに止まったバスの色は青だった。それも「違うバスだ」と思った理由の一つ。
ただ、そのバスの去り際、バスの横にとても小さなプレートがついていて、予約したバス会社の名前が見えた気がした。
その時「なんか悪い予感がするぜ…」
と、スターウォーズばりに思ったのだけど、それが見事に的中した(苦笑)
そしてその青色のバスが去ってから、ネットでバスのトラッキングを確認してみたら、Arrived になってた。。。!
バス乗り場には、僕と同じバスを待っているカップルがいた。
バスを待つ間に「ここだよねバス乗り場」的な話をしていて、彼らが僕と同じバスに乗ることは知っていた。
だから、改めて彼らが乗るつもりのバス会社を聞いて同じことを確認した上で、
「僕らが乗るはずのバス、ステータスがArrived になってるけど…バス会社へ確認したいけど英語が流暢に喋れなくてどうして良いか分からない」的なことを言ったら、
「彼が対応してくれるから大丈夫」的なことを彼女さんが言ってくれた。
そして、カップルの男性がバス会社に電話をして、この日にバスに乗れるのかなどを確認してくれた。
でも結局バスは翌日に振り替えられることになった。
返金か振替かという選択ができたけど、彼らも後者にしたとのことだった。
この時、彼は僕の分も含めて全てバス会社とやりとりしてくれた。
まさか、ヒッチハイクから立て続けに見知らぬ方に助けられるなんて。
なんとも言えない、というか「人に頼っても大丈夫だぞ」と、どこかから言われている気がした。
この日、Twizelからバスに乗る前、クィーンズタウンの宿を一旦は予約しようとしたのだけれど、やめていた。
「もしかしたらバスが着かないことがあるかもしれない」と。
そしたらまさかの的中(笑笑)
宿泊費は高いけど、クィーンズタウンでは休むことを第一に考えて、4泊くらい予約しようとしていた。
もしあらかじめ予約をしていたら…恐らく当日だったからキャンセルできずにお金を損していたかもしれなかった。
運が良かった、というよりも、良い判断だった。
分かんないけど、「このTwizelで少し休みなさいよ」ということなのかもしれない。とも思った。
とりあえず近場の宿をすぐに予約した。
値段とかもはや関係ないから、疲れている体をきちんと休められる場所を確保しようと思った。
この辺りは宿が豊富にある場所ではなくて、家族でも泊まれる寝室が二つもある二階建てのコテージしか選択肢がなかったけど、すぐにそこを予約した。
チェックインがすぐにできたから、予約後すぐに宿へ向かった。
宿に着いてすぐにシャワーを浴びた。久しぶりのシャワーを浴びれてすっきりした。
宿へ向かう前にスーパーで買った、にんじんや果物、ナッツを食べて今日は早めに寝ようと思った。
これらは、ネットで調べたリンパ腺の腫れに良さそうなもの。
この日は移動しかしなかったけど、やたらと濃い一日だった(笑)
25日目につづく(帰国まであと51日)