ノープランNZ旅行記 24日目 其の弍
車が横に止まった時、「まさか、優しい人がもう止まってくれたのかー!」
(ヒッチハイクを始めていないにも関わらず(苦笑))
そう思って運転席を見ると、二日前にキャンプ場まで送ってくれたイスラエル人の青年!
「マジかー!!」と驚くと同時に、「神様仏様に本当に感謝だよ…」とも思った。
「また会うなんて運命だねー」
と彼が言ったので
「たぶん、いや間違いない」と言った(笑)
彼は「バックパックを見てわかったよ」と言っていた。
とは言え、なんと絶妙なタイミングだろう、と今でも思っている。
その後車の中で彼と話をした。
昨日はどこに行った?とか、雨はどうだった?とか、日本では朝ごはんどうしてるの?とか。
彼はMt Cookで二つのトレッキングコースを回ったとのことだった。
一つは俺と同じのようで、もう一つは山の中のコース。
山のコースは片道4,5時間と言っていたかな、ワンダイレクションと確か言っていたから。
名前聞いたけど忘れたな笑
雪が少し残ってる場所だと言っていた。
この旅では自分はテント泊が初めてで、Mt Cookは風強くて怖かった、という話をしたら、
「風が強くてテントが10分で壊れたことがあったよ」という彼の話をしてくれた。
朝食の話をした時、イスラエルのご飯のことを聞いてみた。
「Traditional dishesは何?」
フムスとシャクシューカと、あと一つ何か説明してくれた。
彼の説明がなんとなく分かったような分からないような感じだったけど(苦笑)、シュクシューカは美味しそうだなと説明を聞いて思った。
「イスラエルに来たらホストしてあげるよ」と言ってくれたので「日本に来たら案内するよ」と僕も言った。
それくらいでは足りない恩を感じていたし、是非とも案内したいと思ったからそう伝えた。
日本に行きたいと彼も言っていたし。
彼は、その後Wanakaへ行くと言っていた。
Wanakaは僕も行きたいところにあげていた。
彼が「Wanakaはとても綺麗なところ」と言っていたので、今回の旅で行くかどうかは分からないけど(結局行った)、この時点でいつか行きたいところになった。
彼にはTwizelというところまで乗せてもらえ、そこで別れた。
ここならクィーンズタウンへのバスが止まるし、着いた時にはまだそのバスに間に合う時間だった。
彼には感謝しかない。
とても不思議で、かつ良い出会いだったなと今でも思う。
其の参へつづく