海外で本格的にはじめた木彫

6月になり、ついにWood Carvingのコースが始まった。

場所はCentre for Fine Woodworkingという小さな学校。

住んでいる家からは自転車で40分ほど。

車がないしバスもないから、基本的には自転車で通った。

朝と帰りに、海岸沿いを自転車で走るだけでも、僕に取ってはとても贅沢で楽しい時間だった。

僕がとったのは3〜4日の短期コース。

人数は6〜10人ほど。

意外にも、ネルソンに住んでいる参加者は少なかった。

後で知ったことだけど、Fine Woodworkingの知名度はネルソンでは低いらしい。

もったいないな、と思った。

とても良い学校なのに。場所も最高だし。

僕が教わった先生はHape Kiddleというニュージーランド出身のMaoriの人。

今はオーストラリアに住んでいる。

このコースを開催するため、年に1回はFine Woodworkingに来ている。

実際に会って、セッションを受けてみて、自分が最初に感じた気持ちに間違いはなかった、とすぐに思えた。

彼はとてもユーモアがあって、子供のような無邪気さを時々感じることができた。

僕が「なりたい自分」の要素の一部を持っている人だ、と思えた。

そして彼の教えに多く共感できた。

「目で見るより感じる」

「自分の内面にフォーカスする」

特にこの二つは、僕に取って必要なことだと思えた。

先生も含めて全ての参加者がネイティブ イングリッシュ スピーカーだった。

英語が母国語でないのは僕だけ。

だから正直なところ、先生の説明は100%理解はできなかった。

話の内容によっては、50%も理解できていたかどうか。

でも逆にそれは良かったと思っている。

なぜなら、言っていることを全て理解できたら、きっと複雑に考えてしまっていた。

良くも悪くも僕は頭がよく回るので。

そして、言葉でインプットするよりも、目で見て、手で感じて覚える方が、僕にとっては良いと思うから。

有り難いことに、僕は視覚がとても優れている。

目で捉えたものは、すぐに覚えることができる。

これも、言葉の壁を乗り越える助けになってくれた。

もちろん、分からない単語があれば、大事そうだと感じたら確認した。

あとは雰囲気で。ノリで(笑)

次回は、各コースで何をつくったかを書こうかな、と今は思っている。

Wood Carvingを学んだCentre for Fine Woodworking
Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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