2023年を振り返って:其の肆
あと、このストイック期間に気づいたこと。
1人でいることが好きな一方で、人と話したい自分がいること。
これは人として自然なことだよ、とある人から言われた。
京都にいた時、もちろん東京近郊にいた時も、結局のところ話す事を求めてビアバーとかに行っていたんだなと思う。
カウンターで店員さんと話せるから1人でも出かけた。
逆に、常連さんとかはともかく、店員さんとも話せないと、つまらなく感じてすぐ帰っていたし。
そして、自分から隣の席の人によく話しかけていた、知らない人でも。
1人でいるのが楽なのは傷つく心配がないから。
まだまだ傷つくのが怖い自分がいる。それは自覚している。
他にも色々な自分に気付けた。
そんな自分に「そうなんだね、でももう大丈夫だよ」と言ってあげるようにしている。
今の自分にとっては必要ないことである一方で、僕自身はどちらかというと愛されキャラだから(笑)
傷つくというよりも、否定されることが怖いのかもしれない。
安心、安全な場所を求めようとする自分。
優しい表情にホッとし、それを強く求めようとする自分。
そんな自分を観察しつつも、それを無理に変えようとはしない。ただ眺める。
留学生活を始めてあっという間の8ヶ月のようだけれど、ある意味濃い毎日でもあった。
英語の成果も出せた。このことはしっかりと自身を持ちたいところ、否、持つべきところだ。
なんとなく今はまだ日本に戻る感じではない気がして、Visaの延長を申請した。
英語を勉強する目的は海外に長期で住みたいと思ったから。
それはあくまでも手段で、目的は自分らしく生きる、生きれるようになること。
実は今回のNZでの生活自体が、すでに”自分らしく生きる”ために殻を破っていくきっかけになっている気がしている。
確信はないけれど、そんな感じがする。
自分の感情を抑えつけずに生活できるようになった時、また違う世界が観えてくるんだろうと思う。
焦らずに生きていく。