ノープランNZ旅行記 15日目 其の壱

15日目(2022/12/27)

朝、なんか緊張していた。

前日にビール飲んで、若干飲みすぎてトイレに起きたこともあり、なんとなくスッキリしない朝。

「スッキリしない、と思い込んでいるだけかも。」とも思ったけど。

朝起きたら、少し風邪気味?と思った。

極わずかな喉の違和感で。鼻の調子も少し違和感。おそらく考えすぎだろう。

初めての縦走、3泊。しかも一人で。

一泊の登山は日本にいた時に経験があるし、先日のRouteburnで一人で宿泊することは経験した。

でも、さらに2泊追加。しかも海外で。

大丈夫と思っていても、多少なり不安な気持ちが出てくるのは当たり前だとは思った。

楽しみだけど不安。NZに来る前と同じ感じだ。

「正直、何が起こるか分からないから、『大丈夫!』とは言い切れないけど、きっと大丈夫だと思う。

初心者コースだし無謀ではない。体力があれば大丈夫。

だから今は自分を、自分の身体を信じて。」

バスの待ち合わせ時間は確か朝の8時くらいだった。

宿をチェックアウトし、バス乗り場に行く前にVudu cafe に寄ってスコーンとブラウニーをテイクアウトした。

バスの待ち合わせ時間になると、Routeburnへ行ったの時にバスを運転していた運転手がいた。

「どうだった?楽しめた?」みたいなこを聞かれた気がする。

「OK Good」しか答えられなかったけど笑笑

時間になってバスが来たのでそれに乗り込んだ。

バスの中には、昨日カフェとアウトドアショップで見かけたアジア系の女性がいた。

日本人ぽかったけど、やっぱりそうみたい。

何度か立て続けに会うと不思議な感じだけど、話すタイミングがなく、そういうご縁だったのかなとも思う。

バスに乗ってまずはグレノーキーまで。

車内は皆ほぼ無言だった。

ずっと車窓から外の景色を見ていた。

グレノーキーに着いた。何度来てもやっぱり落ち着く場所。

Greenstoneから戻ってくる30日に泊まりたいなと思う、Routeburnに行った時に泊まった宿。

空きがあるかどうかを聞こうかと思ったけど、なんとなくやめた。

その時々の雰囲気で流れで行きたい。なんとなくそう思ったから。

グレノーキーから乗ってきたご夫人、話すのが好きそうな人だった。

バスの運転手や乗客とよく話していたから(笑)60歳は超えてそうだな。

(この人は結果的にGreenstone Trackを同じ行程で歩いた。)

Greenstone Trackへ着く前に、最初に歩こうと思っていたRees Dart Trackの入口へ寄った。

「ここかー、ほんとは行きたかったところ。いつかチャレンジしたいところ。」と、思いながら見ていた。

日本人の女性はここで降りた。

後ろで話していたのが聞こえてきたけど、ウェリントンに住んでるみたいだった。

住んでれば英語も流暢になるよね、と思い、自分と比較したことを反省。

日本人で自分より英語話せる人の近くにいると、なぜか萎縮してしまう。

なんだかなー、と思いながら、しょうがない、今の俺だから、と言い聞かせた。

そして、Greenstone Trackの入り口に到着した。

其の弍へつづく

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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