ノープランNZ旅行記 16日目 其の壱
16日目(2022/12/28)
まずは前夜のことから書くけど、ホント具合が悪かった。
鼻の調子が悪くて、寝る直前には頭痛の症状も出てきた。
だからこの日の朝も体調悪くて頭が痛かったら、スタート地点に戻ろう、とすら思っていた。
その可能性を考えた時、グレノーキーで事前に宿を取ってしまわなくて良かったと思った。
戻るという選択をしづらくなるから。
「翌日の体調がどうなるかは、ある意味神様に委ねよう」と思いながら前日は寝た。
夜の星空をチラ見できたから、それだけでも良かったよな、と改めて思いながら。
この日の朝は起きたら頭痛もなくなってるし、鼻の調子も良くなっていたので、先に進むことにした。
朝は5時前?4時半くらいには目覚めた。
昨夜は少し寒いと思ったけど、気づいたら寝てた。
寝る前暗くなってからも鳥が鳴いていて「夜に鳴く鳥いるんだなー」と思ったな。
「真っ暗になったのは23時くらいだったか。
まぁ、5時間くらいは寝れたから良いかな。
今日はよく寝れるといいな。」
寝起きにはそんなことを考えていた。
朝は7時前くらいに出発した。
便が出ないことが少し不安だったけど、前日そんな食べていないし、緊張もしているから出ないかも、と思って出発した。
歩いている途中で便意がきたら、最悪野糞するかーぐらいな勢いで(笑)
朝歩くのはとても気持ちよかった。天気も良かったし。
景色も良かったなー。今日はかなり無心で歩けた気がしている。
鼻水は垂れ流していたけど(笑)、鼻が落ち着いてきてからは呼吸に集中して歩けた。
歩いている時にふと、買ったペンダントのKuru、その形の説明を子供にしているイメージが浮かんできた。
ペンダントなのかタトゥーなのか、自分の子供になのか誰なのか。わからないけど。
自分がそうしたいことだったのか。
日本に帰ったらすぐに、京都の家は引き払おうかなとも思った。
この旅行の後、3月にドイツ行くとしてもその前に(ドイツに行く可能性がこの時あった)。
「しばらく家無しでアドレスホッパーでも良いかも。やっぱり今は自由に動けるようになっておきたい。」
と思った。
この日も前日と同様、草原と林の中を歩くことの繰り返し。
このGreenstone Caplse Tracks全体がそういう感じだった。
林の中を歩いていると、鳥に遭遇した。名前はRobin。足の長い小さな鳥。
この鳥、とても人懐っこくて、近くに寄ってもすぐには逃げなかった。
初めてみる鳥で、可愛らしかったので、しばらく眺めていた。
別れ際に「See you」と言ってからその場を去った。
その後歩いていると、キャシーさん(行きのバスから一緒だった話の好きそうなご婦人)が後ろから歩いてきて僕の先を歩いて行った。
その時に間違った言葉をかけちゃったけど、まいっか、と思った。
「些細なことは気にしない」ようにしていたから。
一方で、この日は右肩がやたら痛くて、ちょっと気になった(些細なことは気にしないはずだが。。。)。
昨夜は調子が悪かったし「夜はゆっくり休めるといいな。」と思った。
この日は14時前に小屋につけた。7時間くらいかかったかな。
景色を楽しみながらゆっくり歩いたし、そんなもんかなって思った。
其の弍へつづく