ノープランNZ旅行記 25日目 其の弍

クィーンズタウンへ向かうまでは、山の間を通る道が多かった。

山の色は緑色もあるけど茶系の色もあった。こういう感じの山を今回の旅ではよく見た。

日本ではあまり見かけたことがない感じの山々だった。

この”茶色”の理由。一つは毛玉みたいな植物の色。

風になびくとなんとも言えない色の変化があって、とても綺麗。

テカポ湖へ行ったときにアストロカフェに着く直前に動画で撮ったやつ。

あとは、日本にもありそうな麦みたいな雑草?(こいつが俺のアレルギーを引き起こしてるとふんでいる)

これも茶色い要因の一つな気がした。

景色を観察していると、低い山では木も高さが低いものが多かった。そして、結構まばらに生えていた。

このあたり、調べてみるとLindis valley という場所らしかった。

さらに進むと視界が開けてきて、遠くに低い山が連なっているのが見えた。

「とても綺麗で素晴らしい!」

トレッキングで絶景観てきたけど、こういう何気ない自然が既に絶景だなと思う。

さらに行くと、右手に大きな湖が。これは何湖だろう?

直後に止まったところ、クロムウェルCromwell というところの近くだった。

湖を横切るような橋を渡った時に見えた看板には、Queenstownの他にWanaka の文字が。

ワカナ湖かな?と思った。(違いました)

途中、クィーンズタウンに着く直前、運転手の人が近辺の山と川のことを説明してくれたけど、良く聞き取れなかった。

というか、人によってはいまだに話している内容を全然聞き取れない(笑)

まぁそんなもん。

バスはその後無事にクィーンズタウンへ到着した。

「クィーンズタウンに戻ってきたー!」

だけど、以前も泊まって今回も予約しようとしていた宿が直前で取れず…別の宿にした。

そこは一泊の値段が過去最高額だった。

でも、今回は自分の中ではかなり大変な思いしたから、それくらいは良いでしょ、と思って予約した(笑)

とりあえず宿を取ってから、シーフード店のFinsへ向かった。

行くと前回会った日本人のスタッフさんがこの日もいた。

そこで夕食をとった。生牡蠣とハタのグリル的なメニューを注文した。

ただ、そこで食事が運ばれてくるのを待ちながら、既に視界にあるクラフトビール屋に意識が向いていた…

久しぶりに食べた生牡蠣 最高だった
魚料理も美味しかった

それを思った時、なぜ俺はこの店に先に来たのかを考えた。

そんなにビール屋に行きたければ先に行けばよかったのに。

なんつーか、義理堅い。そう、義理。義理?

それよりも相手に何か期待している?

また顔を出すことによって。何か、何を?

より親密になるとか?

グレノーキーの宿の日本人スタッフさんへも同じ感覚があったのかも。

というか、日本でもそう。

なぜお店に行ってしまうか、行ってしまう、というネガティブな感じでなくてもよいかも。

なぜ行くのか?

またお店に来たことを喜んでもらいたいから?

知り合いになりたい?何か見返りを求めてる?

そんなことを考えた。

自分が何を求めて、何を理由としてお店に行くのかが、その時はまだよく分からなかった。

ただこのブログを書いている今は、なんとなくその理由が分かり始めている。

話がしたいからだと思う。

お店の店員さん、常連さん。

一人でいるのが好きな一方で、人と話すことがとても好きな自分がいる。

人の話を聞くのも好きだけど、同じくらい自分の話がしたいんだと思う。

今はそう思っている。

其の参へつづく

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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