ノープランNZ旅行記 28日目 其の壱
28日目(2023/1/9)
前夜は二度ほど目が覚めて、あまり寝られなかった。
食べ過ぎ飲み過ぎ?いや、前々日の方がすごかったよな。
この日、ネルソンに行くことに少し興奮気味だったのか?よくわからなかった。
そのせいもあって、この日の朝は4時半頃に目が覚めた。
カーテンを開けて少しベッドに横になっていた。
ただ、あまりのんびりともしていられないので、起きてモーニングノートを書いた。
白湯を飲んでしばしのんびりした。
そして、早めに荷造りを終えて、またしばらくボーッとしていた。
その後、部屋にいるより少し辺りを散歩しようと思い、7時をすぎた頃にチェックアウトした。
街を出る前に、Vudu Cafeに寄っていこうと思っていた。
イートインにするかテイクアウトにするか。
迷った結果、店内の雰囲気を感じていきたいと思ったので、軽食をしていくことに決めた。
ホテルを出てから近くの湖畔で、座ってしばらくボーッとしてた。
ここからの景色も、しばしお別れだなーと。
「人がいたりボートも通るけど、湖と山の景色はとても良かったな。湖にも入ったし。」
そう思っていた。
それから開店時刻に着くようにVudu Cafeに向かった。
到着するとまだ開いていないようだった。
店の前で中を覗いていたら「今朝は7:45からのオープンだよ」と店先で待っている人が教えてくれた。
時間が来てCafeがオープンし、中に入った。
「サラダとスムージーを注文して、ブラウニーをテイクアウトしよう」そう考えていた。
でもショーケースを見ると、サラダがない…
店員さんに聞いてみると「まだ準備中」とのことだった。
どうしようかな…と思っていたら、メニューのスムージーの欄の下に「Juice」という文字が見えた。
「野菜ジュースみたいな感じだな、きっと。あるものでまかなおう。」と、このジュースを頼むことにした。
いくつかある中で迷ったけど、Vudu Maryというのを注文することにした。
Vuduという名前が店のオリジナル感あるし。
それを注文したら、めっちゃ早口で何かを質問された。
「…」
分からん…困った顔をしていると、色々と説明してくれたスタッフの少女。
最後にはウォッカの瓶を指していたから、
「あ!ウォッカを入れるかどうか聞いているのか!」
と合点した。
確かにメニューに括弧書きでvodkaと書いてあったのを、その時に思い出した。
「No Thank you」
と言った時、後ろのお客さんが笑いながら
「Good Job」
と言ってた。
後から気づいたけど、ブラッディーマリーというカクテルを参考にした飲み物だったんだなと。
それを飲み終わってから店を出てバス停に向かった。
湖畔を歩くことを考えたけどやめた。
この時は空港に着くことが一番の目的。
フライトまでの時間があと2時間ちょいってことを考えると、歩いてギリギリに空港へ辿り着くよりも、
余裕があるバスがベストチョイスという結論になった。
バス停で時刻表を見ると、あと数分で来るようだった。
バスが来るまで、座って待つことにした。
でも、予定到着時刻を過ぎても、なかなかバスは来なかった。
結局30分以上待ってからバスが来た。
思えば、前回乗った時も結構人が待っている状態でバスが来ていた。
この日バス停に着いた時はほぼ待ち人はいなかったし、たぶん普段からこんなもんなんだろうなと思った。
バスに乗ったらびっくり。ロックがかかっていた。結構ハードなやつ。
運転手さんはおじさんというよりおじいちゃんだった。
頭は坊主で髭が長く、サングラスに両腕タトゥーという姿。ロックがかかっていたことに納得した。
バスさえも自由だなと思いながら空港まで向かった。
其の弍へつづく