Manga/Anime Recommendation : NARUTO

久しぶりに漫画のオススメをします。

最近は、教えてもらった怪獣8号やチェンソーマンを読んだり見たりしていますが、

今日は以前別で書いたNARUTOを再掲します。

今一番のオススメは5回くらい読んでいる鬼滅の刃ですが、鬼滅についてはまたの機会にします。

NARUTOは初めて読んだり見たりした時は、特に何も感じなかったのですが、自粛期間中に読んだ時にセリフがとても響いたので、それを紹介します。

物語の終盤、忍界対戦の最中に、

穢土転生したウチハイタチが、複数の忍の細胞を取り込んだ薬師カブトと対峙するシーンがあります。
そのシーンの、イタチのセリフが僕の中にかなり刺さりました。

「自分を知るということは 全てを成し完璧になることではない」
「それは 己に何ができ 何ができないかを知ることだ」

(カブトがここで「できないことを認めろと・・・あきらめろってことかい?」と言う)
「己ができないことを 許すことができるようになることだ」

これ、かなり重要なことを言っていると思います。
今の社会は「完璧さ」を求められている気がします。
僕も会社の仕事などではそう感じていました。
ただ最近では「完璧である必要はない」と思いますし、
だからこそ一人では生きられない」とも思っています。

さらにこのシーンでは、自身に能力がないと思い込み、
他人の細胞を取り込んで他人の能力を模倣することで
完璧に近づいていく(自分が何者かを知れる)と主張するカブトに対して、
イタチは
「尊敬している存在を真似るのはいい だがその存在に己を同一化するな」
「その行為(模倣は)は成長するための過程だ」
「自分自身の値打ちを賞賛に値するものに結びつけ
 自分の存在意義を見出そうとしても そこには何もない」

とも言っています。
このセリフ、みんな読んだ方がいいんじゃないかと思います。

他の人と同じことをするだけではなく
まずは真似をしながら自分らしさを見つけていく

(子供は大人とかの真似をして成長しますよね)
自分の価値や存在意義は 
周囲の評価によって決められるものではない

と言うメッセージだと僕は思います。

また忍界対戦では、
異なる能力を持った五影(忍の里の長を「影」と言います)達が
力を合わせて共闘するシーンがあります。
これも当たり前のようですが、
異なる能力を持った人達と力を合わせて苦難を乗り越えていく、
と言うメッセージが込められているのではないかと思います。

特にジャンプはこういう熱い漫画が多いので、手塚治虫さんの漫画も然りですが、

漫画は子供が読むだけではなく、大人が読んでも全然OKだと僕は思います。

よければ読んでみてください。

最後に余談ですが、4年ぶりに単行本が出たハンター×ハンター、

これから読みますがかなり難解だし、あれこそ大人じゃないと理解できないです笑

呪術廻戦もかなり難解になってきているし。。。

でもそういう難しいとかマニアックなのは好きなので、とても楽しみです。

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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