ノープランNZ旅行記 32日目 其の壱

32日目(2023/1/13)

昨夜は何度も目が覚めた。

トイレに行きたかったんだろうけど、屋外にあったのもあって、4回くらい尿意で目が覚めたのに我慢をした。

この「トイレに行きたいのに我慢をする」というのは、結構良くやる。

なぜだろう?と自分に問うてみるんだけど、いまだによく分からない。

ただ言えることは、我慢することは良くないな、とういうこと。

前日の夜は、同室の女の子達の会話が気になって寝れないかもと思いきや、それよりも前に寝てた。

あらかじめ耳栓をしてたこともある。

この部屋で男は俺だけっぽかったから、いびきをできる限りしないように、体の右側を下にして寝た。

そうすると鼻の通りが良くなる、というのを以前何かで読んだことがあったから。

この日は朝4時頃に起きた。

少しベッドの上でうだうだしてから、トイレに行った。

まだ外は暗かったけど、うっすら明るくなってきてはいた。

部屋に戻ってトレイルのために荷物まとめつつ、トイレに戻ってコンタクトをつけた。

この日、Bark Bayまで歩くことを決め、そこから水上タクシーで戻ってくるという予定。

予約した水上タクシーの出発時刻は15:45。6時間強でBark Bayに着く試算だ。

だから、7時に出ても間に合うかなーなんて思いながら、まずは朝ご飯を食べることにした。

同室の女子達を起こさないように、静かに部屋を出た。

パプリカと、前日に買ったオーツバーを外にあったベンチに座って食べた。

その時、トイレから出てきた女の子がこちらに気づいて笑顔で挨拶をしてくれたので、僕も笑顔だけで返した。

食事を終えて、時間は6時過ぎ。

空は起床時よりも明るくなってきたので、出発することにした。

朝焼けの海が見たいと思って、Abel Tasmanのトレイルコースへ向かう前に、まずは海の方に行った。

前日の夕方の時は波が近くまで来ていたけれど、その時とは違い引き潮で海底が見えていた。

かなり潮の満ち引きが激しいんだなー、と思った。

日本にいた時は、潮の満ち引きを目にした経験はなかった。

海の景色をしばらく眺めてから、Abel Tasman国立公園のトレイルコースに向かった。

その入り口に向かう途中、車道の真ん中を歩いている鳥がいることに気づいた。

Pukekoという鳥のようだった。

警戒心が強く、近くによると素早く逃げていった。

その近くには看板があり、植物や動物を保護する場所であることを示す内容が書かれていた。

道路を歩くPukeko 歩く姿が愛らしかった

Pukekoを見ているのも楽しかったけど、この日の目的はAbel Tasmanを歩くこと。

そして、帰りの水上ボートの時間も決まっていたこともあり、後ろ髪をひかれつつも先に進んだ。

しばらく行くとトレイルコースを示す看板が見えてきた。

Abel Tasmanのハイキングスタート!

トレイルの入り口には、先住民Maoriの彫刻が施されたゲートがあった。

そのゲートに向かって無事の帰りをお願いしてから出発した。

曇ってはいたけど、遠くに朝日が、雲間から光が見えた。

幻想的でとても綺麗だった。

早朝で誰もいない。静寂。鳥の声だけが聞こえた。

人が少ないからか、この周辺もPukekoが歩き回っていた。この辺りは子連れが多かったな。

なんか見ているだけで面白かったし、微笑ましく思えた。

其の弍へつづく

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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