ノープランNZ旅行記 34日目 其の参
お腹が減ってきたので、バス乗り場近くの寿司カフェに向かった。
以前見かけて気になってはいて、開いていたらそこで食事を取ろうと思ったから。
でも到着したら、残念ながらこの日はクローズしていた。
だから、お腹が空いていたので、もう一度サンデーマーケットの会場に戻った。
今朝、パエリアを作る準備をしているお店があったので、それを買おうと思って。
お店に着いた時、案の定もうパエリアはできていたので、早速それを買った。
ハーフサイズとフルサイズが選べて、フルサイズで頼んだら思った以上に量があった。
ハーフでも良かったかもと少し後悔した。
なかなかサイズ感が掴めなかった、NZへ来てから1ヶ月経ったけど…
海鮮だけのパエリヤかと思いきや、鶏肉とソーセージが入っていた。
1年ほど前から肉は食べないようにしていたけど、まいっかと思ってこの時は食べることにした。
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余談だけど、先日このパエリヤ屋さんの店主さんとNelsonで会って話す機会があった。
近くの川に泳ぎに行った時に、僕の履いているマンサンダルを見て「それ作ったのか?」と話しかけてきた人。
その人がパエリヤ屋さんの店主さんだった。
「天然素材を使っていて、同じようなサンダルが、ボリビアにある」と言っていた。
パエリアのお店は3年ほどやっていると話してくれた。
名前は「バンチョー」と聞こえたけど、この写真を見るときっと「Pancho」だと思う。
写真を見ていて気づいた。もちろん話したときは気づかなかったけど。
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お腹も気持ちも満足したから、もう宿に戻ることにした。
その途中、酒屋があったので寄って”しまった”。
そこで(後から思えば買わなくても良かったかなーと思っている)ビールを二缶買った。
買った後に少し冷静になって、いつ飲むんだよ、と突っ込みたくなったけど。。。(苦笑)
本当はそのまま宿の隣にあったタップルームに行ってビールを飲む予定だったけど、ビールを買って”しまった”ので、まずは手元にあるビールを飲むことにした。
これは自分の中では(一応w)褒めポイント。
そして、1缶飲んでからタップルームに向かった。
少し時間は早かったけど、タップルームで晩飯を済ませようと思い、ヴィーガンバーガーを注文した。
ビールは結果的に3杯飲んだ(一つは小さいサイズで…)。
Abel Tasman近くのパークカフェで飲んでから、ビールは控えようと思っていたけど、
ホップの街ネルソンではとりあえず適度な制限はしつつ、我慢しすぎないことにした。
ネルソンを去った後からは、グラスサイズで飲むことにするつもり、、だ(とこの時は思っていた)。
食事をしていたら、隣の席にやってきた人に、履いていたマンサンダルのことを「いいね!」と褒められた。
足元を見ると、似たようなサンダルの既製品を彼は履いていた。
自分で作ったのかといくつか質問をされたので、なぜか細かい必要のないことまで、必死で説明しようとする自分がいた。
褒められるとやっぱり嬉しい。そして時に必要以上のことを話してしまう。
そんな自分に気づいたやり取りだった。
ビールを飲み終わってから、野菜を買って宿に向かった。
今日の夜ご飯はもういらないし、明日の朝もたぶん食べない。胃腸を休ませるために。
もし何か食べたくなったら、消化しやすい野菜かアプリコットを食べよう、と決めた。
宿に戻って部屋でのんびりしつつ、日記を書いた。
気づくと室内に蝿がいた。朝もいたのを覚えていた。
窓を開けてもなかなか出て行かない。。。
「こいつに好かれたのかもな」とポジティブシンキングをしつつも、窓際にいたのをどうにか誘導して外に出した。
この日はビールをたくさん飲んだけど、戻ってきてから水も割と飲んだから、酔いは少しずつ醒めてきた。
そして、この日も宿内は賑やかだった。
22時過ぎまでは静かにならないだろうし、それまで気長に待とうと思った。
Abel Tasman国立公園までMotuekaまで往復を歩き、Abel Tasmanは1日で9時間ほど歩いた。
ここ数日は個室の時もあるけど、苦手なバックパッカーズに泊まった。
Nelsonに来てからは自分的に良くやってきたし、少し疲れてもいた。
「ネルソンでゆっくりしてから、タウランガへ行こう。」
良い宿が見つかることを願いつつ、そう思った。
「自分にとって良い、そして楽しい実験となる生活ができるといいな。」
タウランガでは日常生活的な暮らしを試しにしてみよう、と、この時はまだ思っていたから。
35日目につづく(帰国まであと41日)