ノープランNZ旅行記 36日目 其の弍

ネルソン郊外のSTOKEにあるMcCashin’sのタップルーム

タップルームへ入るとまだお客さんはいなかった。

朝一番乗りであろうことは気にせず、早速ビールとフードを注文した。

いくつかのスタイルを飲んでみたかったので、6種類のビールを選べるサンプラーで注文した。

僕はスタウトやポーターといった黒ビールが好きなのだけれど、スタウトは残念ながらこの時タップに繋がっていなかった…缶ですら置いていなかった(泣)

ビールと食事を堪能していると、おばあちゃんの集団がやってきた。総勢12人ほど。

別の席では、お年寄りが参加していたトーキングカフェが開催されていた。お話サークルのようなものだろうか。

朝は年配の方の憩いの場所なのかなここは、と思った。

もちろん、ここではビール以外にコーヒーなども注文することができたから、カフェに来る感覚だと思う。

どのスタイルも優しい感じがした 個人的に好みだったのは、ピルスナー、ダークエール、そしてモヒートサイダー
アンバーエールも注文
こちらも◎
注文したフードはAvocado Smash

その光景を見ていたら、「自分も必ずこういう時が来るだろうし、その前に自分の親もああいうふうになるのかな」と、客観的に見ている自分に気づいた。

そのグループではなく一人で来ていたおじいちゃんが、店に来た時と出る時に僕の近くを通った際、僕に手をあげて挨拶していった。

「群れるの嫌いだし、トーキンググループよりも、僕はどちらかというとこのおじいちゃんタイプになりそうかな」

そんなことも考えていた。

倉庫をベースにしたお店 すごく開放感があった

ビールと食事に満足した後、することもなかったので、次に行く予定だったEddylineのタップルームへ向かった。

時間がまだ早くて開店時間前までしばらくあったので、向かう途中に通ったSAXTON FIELDという公園?運動場?のようなところで座ってボーッとしてた。

休憩したSAXTON FIELD

そこでのんびりとした後にEddylineのタップルームへ向かった。

到着すると、ちょうど開店したところだった。

開放感のある広い店内は、直前に行ったMcCashin’sと同じだった。

ただ、こちらはなんとなく海のイメージがした。

この日の2軒目EDDYLINE Brewery

この時注文をとりに来てくれたお姉さんは、早口だったけどとても聞き取りやすい英語だったので、だいたいちゃんと受け答えできた。

これも褒めてあげた出来事。

ただひとつだけ、Saladがあると思って頼んだら、まさかのSalsaの空見だった。

運ばれて来た時に違ったことに気づいて、「やっちまった。。。」と思った(汗)。

このタップルームではピザがウリのようだったので、ヴィーガンピザを注文した。

ビールはサンプラーにしようかと思ったけど、IPAが多かったので個別に頼むことにした。

2軒目だったから、流石に全部ハーフパイントで。

Black Lager
ポーターのようで満足感があった
パンプキンエール
シナモンの味が強かった
個人的には好みだった
Happy Camper ペールエール
香りが強めでこれも好きな味だった

途中、三人家族がやって来て食事をしていたんだけど、あまり会話が無くて、見ていて少し複雑な気持ちになった。娘はずっとスマホ見てたし…。

どこの国でも家族でも、多いのかな会話の少ない家族は。と思った。

ヴィーガンピザ ボリューミーだった

チップ&サルサは全然食べきれず、持ち帰ることにした。

この旅を通じて、NZでは飲食店での食べ残しを持ち帰れる文化であることを知っていたけど、これまでは頑張って食べ切っていた。

でもこの時に、初めて持ち帰りをお願いしてみた(ようやくw)。

あとで食べるかどうかはおいておき。

あと、ここでもスタウトが繋がってなかったので、缶のスタウトを買っていくことにした。

若干腹パン状態で、でも満足したので、Eddylineを出て今日泊まる宿に向けて歩き始めた。

順調に歩いていたんだけど、あと宿まで5~10分くらいのところで、急激に便意が来た…昨日に引き続いてなぜ…と思いながら、足早に宿に急いだ。

でも、昨日より全然急降下具合がヤバくて、本気で漏らしそうになってきた。

これは宿までもたない、と思い、ちょうど見えてきたガソリンスタンドに向かって、トイレに直行した。

今回は前回よりもかなりヤバかったけど、またも事なきを得た…

なんでこう立て続けに便意が来るのか?と、この時に考えてみた。

昨日も今日も、何かにあたった、という感じでは無さそうだった。

ただ共通していた直前の食べ物は、辛いもの。もしくはビール。

でもビールはしょっちゅう飲んでいるし。。

辛いものは日本では好きで良く食べていて、そんなすぐに便意が来ることは無かった。

ただ今は少し怪しいから、長距離歩く時には控えるのが良いかもしれない、と思った。

(単純に食べ過ぎ飲み過ぎのようにも思うが。。。)

その後無事に宿に着いて、チェックインを済ませた。

対応してくれた両腕にタトゥーをしたスタッフのお兄さんはとても感じの良い人だった。

自己紹介してくれたけど、名前は覚えていない笑

この日どこへ行ったのか聞かれたので、McCashin’s に行ったと(正確にはMc, Mc…と言ったら向こうが言ってくれたw)答えた。

それに対して、「いいね!」的なことを返してくれたと思う。

やっぱり、こういう小さなやりとりにホッコリした。

案内してくれた部屋はスタッフさんが「小さいけど」と言っていたとおり、こぢんまりとした個室だった。

でも、陽当たりも風通しも良く、少し遠くまで見渡せて山も見えて、「すごく心地いいな」って思えた。

シンプルで日当たりの良いこの部屋を気に入った

ビールを飲んで日差しが強い中歩いたからか、なんだか疲れてしまい、ベッドでしばらく横たわっていた。

そして、少し寝ていたと思う。

気がつくと時間は4時頃だった。

晩飯をどうしようか悩んだ。お腹はそんな空いていなかった。

ただ、近所のタイ料理屋が気になった。というか、カレーが食べたかった。

「でも、お腹いっぱいだし、明日の昼間に食べようか。」

でも、翌日は13時からオンラインで話をする約束があった。

でも、タイ料理屋のオープンは12時からで割とギリギリ。

「そこまでして今タイ料理食べたいの?どこでも、日本に行っても食べれるよ?」と思って、今日の夜に食事をするのはやめて、野菜だけ近所のお店から買ってきた。

買い物を終えて宿に戻りシャワー浴びて、日記を書いた。

昨日今日は2万歩は歩いていないけど、なんか疲れていた。

ビールをたくさん飲んだし、暑かったということもあるからかもしれない。

Abel Tasmanから戻ってきて3日くらいか。

長距離を歩いた後は何度も思っていたけど、「しばらく、ゆっくりしたい。」

この時もそう思った。バックパックを背負って歩くのも少し休みたいな…とも。

Taurangaへ行ったらまた違う気持ちになるのかな。

あと、ネルソンを出たら少しビールは控えよう、かな、とまたいつものように思った(笑)

37日目につづく(帰国まであと39日)

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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