焦るな、急ぐな、その必要はない、と分かっていても、そう思っている自分が心の奥底にいるのが分かる。

お酒を少し飲み過ぎてしまったり、その後無性に何かを食べたくなったり。

昔からそういうことはあった。

酔っ払うからそういうことをする、というのも理由としてあるだろう。

でも、心の中にある自覚していない不安や焦りがあり、それがそれらを引き起こしている気がする。

だから、暴飲暴食以外にも、歌っていると自然に泣けてきたりする。

これまでは、そんな自分を責めていたけど、今はしない。

「ですよね〜」的な感じで認めてあげられている。

少しづつで良いと思う。変わっていくのは。急には無理だから。

「特別な存在でありたい」「褒めて欲しい」「喜ぶ顔が見たい」「不機嫌そう、悲しそうなのは俺のせい？」

こう思う自分もまだまだいる。

以前よりは登場回数は俄然少ないけれど。

「幼い頃の体験が影響しているのかな」と考えることはまだある。

でも、それももうあまり考えない。

無視をするという意味ではなく。

ただただ、「もう大丈夫」と自分を諭す。

やっぱり自分は、大きな振れ幅はなくとも、躁鬱人だなぁと感じる。

大きくないけれど、気持ちの浮き沈みが良くやってくる。

落ち込んでは回復し、元気になったと思えば落ち込む。

人間だからそんなもんだとは思うけど。

そんなことを思いながら、今日も目の前にあるできることをやっていくだけ。