ノープランNZ旅行記 45日目

45日目(2023/1/26)
この日の朝は四時頃に一度目が覚めた。
というか、夢をずっとも見ていてあまり寝た気がしなかった。
この日は待ちに待ったレッチリのライブ。
朝の気持ちを思い出せないけど、ワクワクしていた、はず(笑)
起きてしばらくしてから、朝ごはんを食べようと宿を出た。
ふらふらと歩いて、良さげなカフェに入った。
僕の座った席の隣にビジネスマン風の4人組が来て座った。
なんとなく昔の自分を見ているような…ブランドもののスニーカーを履いていたり、”イケてる”オフィスカジュアル的な感じが(笑)

このカフェの女性の店員さん2人を見ていたら、お互いに目も合わさない。
仲悪いのかな?とか勝手に考えたりしていた。勝手な想像は良くない癖(笑)
僕はスカートをはいていた女性の方が個人的には可愛らしくて好きかな。
見た目がレディガガっぽい人は、ちょっとキツそうかも。
なんて、またもや勝手に思っていた。
軽く朝食を食べた後、しばらく街中をぶらぶら歩いた。
教会を観たり、ビルの壁に描かれていた大きな絵を眺めたりしながら。
NZでは比較的都会だけど、日本の都心に比べれば静かで落ち着いている。
天気も良くて心地よかった。





歩いていると、雰囲気が良さげな小さな珈琲屋があったので、ふらっと入ってみた。
とても好きな感じだ。
小さな店内にはご夫婦らしき二人のおじさんとおばさんがいた。
大きな黒板にメニューが書いてあって、壁にはフラミンゴの絵が書いてあった。
言葉で表せないけれど、とにかくこの空間が心地よかった。


コーヒーを飲んでから、また街中をぶらついた。
教会の中でしばらく座ってぼーっとしていたりした。

お昼近くになってお腹が減ってきたので、日本食のお店に行ってみた。
”Shinjuku”という名前がついたお店の店内は、日本の絵が飾ってあったり日本風の感じだ。
ここではマグロ丼を注文した。
NZではサーモンは結構どこでも食べれるけれど、マグロはなかなか食べれない。
海外の海鮮では割と定番なアボカドももちろん乗っていた。
普通に美味しかったと思う。

腹ごしらえをしてからまた街をうろうろとした後、昨日も行ったエマーソンズへ行った。
レッチリのライブ会場から近いこともあったし、2009年にグラストンベリーへ行って以来の海外ライブで景気付けしたいのもあったし(笑)
お店はライブに行く人達が多く、ごった返していた。
天気も良かったし、この日はテラスで飲んだ。
少しづつ、ライブに向けてテンションが上がってきた。
〜当日のメモ書き〜
これからレッチリライブ行くけど、凄そうな雰囲気を感じる!
近くのビアバーがすでに人が多い!
海外ライブはグラストンベリー以来だけど、どうなることかー!
ビアバーを後にして会場に向かった。
アジア人は周りにはいないなと思ったら、グッズ販売の担当が日本人の方だった!
びっくり。
何も考えずにTシャツ二枚買いしてしまった(笑笑)
これからモノを減らしていこうと思っているのに(笑笑)
文字通りしばらくは(バックパックに)背負う覚悟で(笑)
頭ではわかっていても、まだモノに依存しているところもある。
まだ「記念」みたいなモノにはこだわりがあるかな。
たぶん、思い出を大切にしたいような気がする。
それが今はまだモノとして残す、ということにフォーカスしている。
でも、モノより体験、記憶ということは頭では分かっている。
となると、モノとして思い出にしたい、ということは、第三者に自分の思い出を伝えたい、示したい、ということの表れかもしれない。
なんてことを考えていた。
席に着くと人が徐々に入ってきていた。
スタンド席だけど割と前方で、それなりに良席◎

レッチリの前座はポストマローン。日本ではあまりない豪華さ。
会場でもビールがすすむ。

たぶん酔っ払いのオネェさんに(自分も酔っ払いだけど)、レッチリ見に来たのか、とか、どの曲が好きか、とか聞かれたー(笑)
なんて答えたか覚えていない。
途中で、後ろの席の人に「立ってると見えない、立つなら前に行って」的な事を言われた。
その時は「チッ」って思ってしまったけど、立ってみたかったから前の方に行った。
でも、人それぞれの事情とか、どうライブを見たいかは個人の自由だから、お互いの妥協点を見つけることも大事だよな、と翌朝になって思えた。
ライブはただただ楽しかった、という記憶がある。
久しぶりにこんな感じではっちゃけたなぁと。
やっぱりライブを観にきてよかった、と思った。

46日目につづく(帰国まであと30日)