NZでの就活状況

Wood Carvingのコースを取ろう、と決める少し前くらいから、NZで就職活動を始めた。

Web Designの勉強を始めた理由の一つが、ポリテク(専門学校)を出ると就職に有利になるかも、と思ったから。

でも蓋を開けてみると、それは使えるかわからなくなった。

話を進める前に。

今年の4月に、移民の規制が改正されてGreen Listの更新があった。

Green Listとは…

ニュージーランドで人員が不足し必要とされている職業の事です。
その為、移民局のGreen Listに記載のある職業は永住権申請の可能性が高くなります。

ニュージーランド留学センター

そこに、Database Administratorという職種が追加された。

これを見た時に僕は「これ、チャンスじゃね!?」と思った。

というのも、僕の前職はData Manager。日本で15年間も続けてきた仕事だったから。

以前、移民アドバイザーの方に相談した際に、「1年間NZでの仕事経験を積めば永住権申請できる」と言われた。

僕は日本で修士号をとっていたから、Skilled Migrant Category Resident Visaにに必要な6ポイントのうち、すでに5ポイントを得たことになっているから。

その時も「1年働けばいいならいけるかも」と思って、永住権申請を考え始めた。

大学院へ行った当時は、周りの友達や同級生がほぼ院へ行っていたから、自分もそうした。

でも、4年生で研究を始めてから(僕は化学専攻)、「これ、好きじゃない」と思い始めた。

就職活動を始めようとしたけど、時すでに遅し。

やむなく受験勉強を始めた。少しでも安い国立大学院へ行くために。

そういう状況だったけれど、当時の友人と一緒に勉強したこともあって、僕はギリギリ補欠合格を取ることができた。

そして、結果的に滑り込みで入学することができた。

そのことを思い出し、

「行くんじゃなかったと思ったけど、あれは無駄じゃなかったかもしれない。今につながってくれたのかなぁ」と思えた。

大学院では(4年生の時も)教授や指導教官の方に散々ダメ出しされて、辛さを紛らわすためにその時期だけタバコを吸っていたから。

でも今となれば、僕を修了まで導いてくれた(というより、下からどうにか持ち上げてくれた)先生方に感謝しかない。

さらに前には、昨年11月にIELSTでオーバーオール6.5を取った時も、同じようなことを思った。

「6.0取れれば素晴らしい」と先生に言われていて、自分でもそう思っていた。

模擬練習では5.5取れるかどうか、という状態が続いていたから。

でも、結果的に自分でも期待していなかったスコア6.5をとれた。

この時にも、永住権申請のノルマが6.5ということを知って、「永住権とって京都とネルソンで二拠点生活ができたらいいなぁ」と思った。

だから、Database Administratorの仕事でVisa申請をすることは、点だけど線で繋がっているんじゃないか、と思えた。

そして、この職であれば働く期間は最低6ヶ月になる。

これも、「チャンス」と思えた理由の一つだ。

NZでの就活は全く簡単ではない。当たり前だけど(笑)

就活を始めて2ヶ月以上が経ち、CVを送りまくっているけど、いまだに面接まで辿り着けていない。

現在応募した企業は50社程度。

「100件以上応募して、10件ほどインタビューの依頼がもらえた」という話を最近聞いた。

ただ、僕の場合は結構な頻度で「残念ながら。。。」のメールが送られてくる。

音沙汰が全くない人もいるらしい。

そう考えると「いい感触かも」と思える。

「焦らずに、今は耐える時」「時間はまだある」

と思う自分がいる一方で、焦っている自分も時々、いや、結構出てくる。

人だから当たり前、そう思うようにしている。

そんな時は、自然の中を歩いたりボランティアに行ったり、編み物やCarvingをして気分転換している。

ネルソンでの時間を大事にしたいから、ネルソンで仕事を探し続けてきた。

今ももちろん続けている。

でも、「永住権の取得は簡単じゃない」という話を聞いた。

さらには主要政権が昨年変わってから、移民に関する規制が厳しくなってきた現状がある。

「人生の流れに乗っているだけじゃ、恐らく永住権は取らないだろう」と思い始めた。

だから、オークランドやウェリントンなどの都市での仕事にも応募を始めた。

その方がDatabase Administratorの仕事に就ける可能性が高いと思うから。

都市で働くこともそうだけど、就活時点から、疲れるけど、「社会人モード」に切り替えが必要だ。

僕にとってはスーパーサイヤ人みたいなもんだろうか(苦笑)

すごく能力を発揮できるけど、終わった後にめっちゃ疲れる、みたいな(笑)

とにかく、今は目の前にあること、できることをひとつづつやって行くしかない、と思っている。

そして、最終的には「ご縁」だとも。

だから、それを常に胸に置きながら、今も就活を続けている。

どうなることやら。

自分でも、今後の展開が楽しみだ。

*ウェブサイトのレイアウトとタイトルを変更しました

ウェブサイトの勉強もしたし、ちょこちょこアレンジしてみようと思います^^

最近友達になったホームレスのマオリ人の作品
まさにアートだ
Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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