NZから日本に帰ってきて両親と暮らしてみて
久しぶりにブログを書く。
10月でビザが切れて、ネルソンから日本へ帰ってきた。
早くも2ヶ月ほど経った。
その気持ちの変化を書こうと思う。というか、吐き出さないと比較的メンタルがやばい(笑)
ニュージーランドでは仕事を探していたけれど、結局ご縁がなくて面談にもたどり着けなかった。
NZは景気が良くなく、市民の人も仕事を失っている状態。
仕事ができるビザを持っていなかった僕は、仕事を得ることは難しいのは納得できる。
ただ、できる限りのことはやったし、後悔はなかった。
今は日本に帰る時期なんだ、と気持ちを割り切ることができた。
日本食や湯船に浸かることがが恋しかったので、帰国後しばらくはそれを楽しめた。
お金に余裕があるわけではなかったから、日本ではしばらく実家にお世話になり、両親と暮らすことにした。
NZへ帰るためにはお金も必要だから、できる限りお金を使わないように、との考えもあった。
一方で、これまで良い関係ではなかった両親と向き合う良い機会かも、とも思っていた。
NZの旅やネルソンにいる間に、少しづつ両親のことも許せるようになってきたから。
すでに親が亡くなった人から、「生きている間に言いたいことは言って親と向き合った方がいい」と言われたこともあるし。
死んでしまったら好きも嫌いもない。
帰国当初は両親とはうまくやれていた。自分に気持ちの余裕もあったからだと思う。
NZでのゆるい感じをそのまま引きずっていたからかもしれない。
ただ、次第に気持ちに余裕がなくなってきているのが分かった。
特に最近は、体にも症状が出てきている。
便秘気味だったり、瞼が痙攣したり。
両親には自分の気持ちを手紙で伝えたこともあって、多少なり僕のことを理解してくれようとはしている。
ただ、長年生きてきた性格が劇的に変わるということは、当然だけれど無い。
どうしても、ある局面で、ストレスを感じて壁を作りたくなってしまう。というか、作る(笑)
その方が楽だから。
ただ、その度に、できる限り両親の良いところに目を向けるようにした(もちろん今も)。
これまでは、良いところを見れていなかったから。
悪いところだけを見ていたから、両親を拒絶していてた。
一方で、それが分かってきたからこそ、自分に無理をしているのだと思う。
つまり、「こうされるのは嫌だけれど、彼らにはいい部分があるのだから、自分の考え方次第なんだ」と思おうとしている。
悪いことではないし、実際そういう部分もある。
ただ、自分に無理をする、我慢をすることが、よく無いことなのだと思う。
間違いなく距離感が大事だと思う。
そして、NZにいる時よりも色々と考えることが増えた。環境のせいもあるだろう。
人も建物も多く、電車に乗るだけでも疲れる。都市部へ行くと尚更。
人との関わりが増えれば、その分また考えることも増える。
できる限り考えないようにしても、やっぱり考えてしまうことも多い。
もちろん、自分の今後のことも考える必要がある。
どうやって収入を得るのか。
それについては、これから実験をしようと思っているし、楽しみなところもある。
「今の状況を楽しんでやっていこう」と思えるのだけれど、どうしても気分の波があるのはやむをえない。
元々の性格もあるし。
今の状況で自分の気持ちをうまく調整していこうとは思っているけれど、現時点では少し難しいと感じる。
ただ、0か100で決めず、試行錯誤してやっていくしかない。
そして、今もまだ人に頼れない。全然自分の弱音を吐けていない。
誰かにもっと相談したいけれど、自分でどうにかしようとしてしまう。
今の率直な気持ちとしては、ネルソンに戻ってのんびり暮らしたいということ。
モノを作って畑仕事をして、山を歩き川や海で泳ぐ。そして、時々お酒を飲む。
自分にとって何が大切なのか、どう生きたいかを、今一度見直す良い機会なのかもしれない、と今は思う。
食べ物はやっぱり日本食だということも改めて分かったし。
とりとめもなく書き出したけど、これがこのブログを始めたきっかけ。
これが必要だ。僕には。
まぁ、無理せずやっていこう。