Wood Carvingのコースを始めるまで

「Wood Carvingを第一優先でやっていこう」と思い始めた時、小さい木工学校のオープンデイが開催されるのを知った。

場所は、The Centre for Fine Woodworkingというところ。

ネルソンで開催されていたアートイベント一覧のパンフレットに掲載されていた。

僕はすぐにそれに申し込んだ。

でも、直前になってオープンデイはキャンセルされてしまった。

残念だったけれど、行ってみたい気持ちに変わりはなかった。

だから直接メッセージを送って、個人的に行けるかどうか聞いてみた。

すると、オーナーの方は快くOKの返事をくれた。

その後、Fine Woodworkingのホームページを見てみると、Wood Carvingのコースがいくつかあった。

正直なところ安い値段では無かった。

でも、それを全て取ろうかと思い始めた。自分への投資として。

見学に行く予定の朝に、お金の計算をした。

もし全てのコースを取った場合、貯金の残高が100万円を切ることが分かった。

それを知って、とても悩んだ。

今の働かなくて良い生活の終わりが見えた気がしたから。

そして、不安な気持ちが出てきた。

永住権申請のためにはお金がかかるし、もちろん家賃も払わなければならない。

どうしようかと思ったけれど、最終的には自分を納得させられた。

「日本へ帰るための航空券代だけあればどうにかなる」

そう思えたから。

いざとなったら、京都で知り合った人のところに頭を下げて住み込みさせてもらおう。

そして、前職のバイトをすれば収入も得られる。

そんなことを考えつつ、Fine Woodworkingへ向かった。

Wood Carvingのコースの話をオーナーの方から聞いた時、即決で全てのコースを申し込んだ。

その時、午前中のモヤモヤは微塵も頭には無かった。

なぜなら、Wood Carvingの先生が旅をしながら作品を作っている、という話を聞いたから。

それを聞いただけでテンションが上がった。

「その人に直接会って、教えてもらいたい!!」

自分の中にあったのは、その強い気持ちと興奮だけだった。

*毎日が実験生活なので、タイトルから「実験生活」は取りました

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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