これから方向転換をする
これから少し方向転換をしようと思う。
2月から3ヶ月弱ほどひたすらWeb Designの勉強をオンラインでしてきた。
HTMLやJava Scriptも勉強して、超簡単なウェブサイトは作れるようになった。
当初は、ホームページビルダーを使ってローコードでできればいいと思っていたけど、それ以上のスキルをある意味つけられてきていると思う。
ただ、Web Designに割く時間をこれからは大幅に減らすことにした。
その代わり、木工細工をする時間を増やすつもりだ。
先日「疲れている」とこのブログにも書いた。
確かに、ホームページを作ることは面白い。
自分が作りたいと思ったデザインを、コードも調べながら少しづつ組み立てていく過程は、楽しんでできる。
ただ、長時間勉強したり、休憩を挟んでも、PCの前にずっといることは、やっぱり疲れるな、とここ最近改めて感じるようになった。
「永住権の取得に挑戦しようかな」と思い始めて、「そしたらまずは仕事だ」となり、
さらには「これを機に、リモートでできる仕事ができるスキルを手に入れよう!」という方向に流れていった。
それは悪いことではないし、どこでもできる仕事を持ちたい、永住権をとって京都と二拠点生活をしたい、
という気持ちは今も変わりはない。
ただ、これも先日書いたみたいに、なんとなく日々の生活が「楽しい」と思えなくなっているような気がした。
改めてここ最近の自分の生活を振り返ってみた時に、
「自分が話したい話題を、一緒にいて心地よくいられる人と話している時が楽しい」ということに気づいた。
これがここ数ヶ月、不足していたんだ、と。
そして、たくさん笑うこと。
さらに、3月に行った木のスプーン作りのワークショップに行ってから、自分でも木のスプーン作りを始めた。
そして、それをしている時が一番時間を忘れられるし、作りながらその木の特徴を見つつイメージを組み立てていくことがとても面白いと感じていることにも、気づいた。
編み物も、ホームページを作り上げるのも時間を忘れてできることなのだけれど、「持続可能」と「楽しさ」いう点で比較すると、今は木工が一番な気がしている。
結局のところ、Web Designの勉強をしている時には、「稼げるようにならないと」という気持ちがある気がする。
割と当たり前のことだし、別に悪いことではないとは思う。
ただ、この「当たり前」をやめよう、と思って会社を2年前に辞めたんだよな、ということにも気づいた。
永住権の申請のためには、僕の状況としては働くことが必要条件だから、仕事を探すことは続ける。
でも、ここからはしばらく「楽しい!」と思えることにより多くの時間を割こうと思う。
もちろん、できればずっとそうしたいけれど。あまり先のことは考えないようにする。
話を木工に戻すと、会社を辞めてから京都に越した時から、すでに木工はやってみたいと思っていた。
それも、電子機器は使わずにナイフなどだけを使って作るもの。
京都へ越してから、ちゃぶ台作りを始めたり、木工作家さんの作品をたくさんみたり、学校に通うことも考えたこともあった。
でも、「仮に木工で生計をたてるとしても、長年の経験が必要だろうし、俺はもう遅いよな。趣味で楽しもうかな。」と心のどこかで思っていた。
「他の人と同じことをやりたくない」という昔からの思考の癖も、行動を妨げる要因の一つだった。
ただ、NZに来て木のスプーン作りを始めてみて、これは思っていた以上に熱中できるかもしれない、と思うようになった。
これが収入につながるのかはわからないけど、少なくとも木工や編み物など、時間を忘れてできることをやる時間が取れるような生活をしたいかも、と思い始めている。
そして、好きで熱中できることをただひたすらやってみる、ということを今はしてみてもいいかもしれない、と思い始めた。収入のことは考えずに。まだ貯金はあるし。
そして、お金がなくてもどうにかなる。最悪、日本に帰る航空券代だけ残っていればいい、とも思えるようになった。
永住権もリモートでできる仕事も諦めてはいない。
Web Designも嫌いじゃないからやめない。
リモートでできる仕事 = PCを使った仕事とは限らない。
編み物だってスプーン作りだって、材料さえあればどこででもできる。機械を使わなければ。
この先はどうなるかわからないけれど、しばらく、少なくとも7月になるまでは、「楽しめること」をメインに生活してみようと思う。
だから、このブログも再開することにした。
ほぼ毎日日記は書いていたけど、このブログを読んでくださる方が一人でもいて、何かを得てもらえるなら、それをシェアしたいと思えるから。
書くことは楽しいし。
”実験生活”ブログも、Visitor Visa取得で止まっているけど、その後かなり色々なことがあった。
だから、少しづつ書いていこうと思う。旅行記も。
ここまで読んでくださってありがとうございました。