ノープランNZ旅行記 19日目

19日目(2022/12/31)

大晦日。この日はグレノーキーでゆっくりした。

夏の大晦日なんて、不思議な感じだ。しかも海外で年末年始を過ごすのも初めて。

朝は散歩してカフェで食事、その後ビールを飲みながらブログを2本書いた。

そして、書き溜めていたものをリリースした。

ちなみにこのお店、過去に書いた記憶していないけれど、「Mrs Woolly’s General Store」というお店。

アウトドアグッズやトレイル用の食事、ちょっとした食事もできる場所。個人的にはお気に入りの場所。

近くのカフェ兼雑貨屋で食事とコーヒー

部屋に戻って、お昼を食べるか考えてみた。

お腹はそこまですいていないから、クッキーとアーモンドを軽く食べるだけにした。

早めに夕食を食べようと決めて。

今夜は大晦日だから、一年のご褒美にとブラウニーとビールを、Mrs Woolly’s General Storeから買ってきておいた。

晩飯の後に楽しもうと思って。

そのあと、湖畔で山を見ながら自分に問いかけた。

「一人で頑張らなくてもいいんじゃない?人を信用しても、嫌われるのを恐れなくてもいいんじゃない?」

そしたら、喉と胸が苦しくなって涙が出てきた。

前日見た過去との決別するという内容の動画。

あれを見て、俺も過去の自分を手放す時なのかも、と思った。

これまで自分を守ってくれていた部分。

壁をつくって周りを信用せず一人で抱え込んでやってきた。

他人には頼らない。

でもそれはもう卒業、手放しても良い時期なのかもしれない。

自分を守ってきてくれた自分を手放す。

この時からそう思い始めた。

宿に戻って、早めの夕食を食べた。

「大晦日だし、Greenstone Trackも歩ききったし」と、ここでもまたご褒美的に注文をした。

お気に入りのLONDON PORTER
SPEIGHT’SはNZ初めてのブルワリー

早めの食事を終えて部屋に戻った。

何をするでもなく、日記を書いて、買ってきておいたブラウニーを食べながらビールを飲んだ。

そして、何か映画でも見ようと思いNetflixを開いた。

海外だから日本にいるのと同じものが観れない。

唯一、ジブリ映画は観れそうだったから、ナウシカを観た。

そしてそれを泣きながら一人部屋で観ていた。若干シュール。

しばらくして、21時過ぎだったか日が落ちてから、外から重低音が聞こえてきた。

どうやらモーテルに併設しているBarかレストランで年越しパーティ的なものが始まったみたいだった。

どんな感じ何か気にはなったけれど、騒がしいところに行く気にはなれず、結局ずっと部屋にいた。

そして寝落ちをしていて、気づいたら年が明けていた。

20日目につづく(帰国まであと56日)

  (この日の日記)

  今日は2022年の終わりの日。

  この一年どうだったかを振り返ってみた。

  1月で退職して2月には京都へ移住した。

  農家さんのお手伝い始めるもすぐにやめた。自分の違和感に従い。

  マーケットで出会った青年の間伐の手伝いの方が楽しくて続けた。

  作業もそうだけど、彼との内観的な会話も楽しめたからだと思う。

  ある程度本音で思ったことを話せるようになったし。

  8月にはシェアハウスに入った。これも僕にとってはとても良い出会いだった。

  ここで出会った素敵な人達。

  シェアハウスを出る時にもらったオーナーの息子くんからの手紙が本当に嬉しかったな。

  まさか手紙を書いてくれるなんて。

  そのことがあって、彼に海外のことを見せたいと思ったから、今回自撮りを、これまでほぼしたことがない自撮りで記録していた。これも一つの変化かも。

  自身が立ち上げた地域支援コミュニティで九州に行ったことも大きい。そしてそれを一旦手放したことも。

  家具や靴を作りに行ったりもした。

  他にもいろんなところに顔出しだな。足も運んだし。

  「会社を辞めて新しい生活をするんだ」ということに意気込んで、肩に力が入って、いつの間に「〜しないと」という気持ちでやっていたことが多いんじゃないかな、と今この時振り返って思った。

  9月に大幅な断捨離をしてかなり物を減らし、11月くらいからは人と会うことを減らして自分と向き合う時間を増やした。

  こうやって書いているだけで結構すごいように思うけど、当時の、今もかもだけど、自分がすごいとは全く思っていない。やれることをやっているだけ、な感じ。

  でも、俺がやってきたことは、やれることといってやってきたのはすごいことなんだと思う。

  だから、もう少し、いや、かなり自分を褒めてあげる方が良い。

  だって、すごいことをしているはずだから。

  なぜ満足できないのか?「すげぇ俺」と思わないのか。

  それは、自分が大変と思わないでできているから。

  そう、今年やってきたことは、あまり苦じゃないことが多い。

  強いて言えば、人との関係や、言いたいことが言えない、我慢してしまうことの方が辛かった。

  だからこそ、我慢しない、好きにやる、ということが必要なのかも。

  だって、それ以外は別に苦じゃないんだし。

  「嫌だなぁ」と思うのは人のことを考える時、気を遣い過ぎる時、相手に合わせすぎる時、とかかな。

  あとは単純に「やりたくない、自分のペースでできない」とか。

  だからこそ、一人でいることを望んできた。

  でも来年からはこれを変えていくべきかもしれない。もちろん、誰でも良いわけじゃない。

  「この人なら大丈夫」と思える人と。

  絶対はないと思うけど、信用しないと何事も始まらない。

  自分の直感、違和感に従えば、そういう人の悪く言えば選別もできるはず。自分を信じて。

  今年は変化の「きっかけ」になった年だと思う。

  来年は「変化、深化する」年にしたい。

  最後に、これは年が明けてから書いているけど、お酒飲む量を今年は減らす!

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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