ノープランNZ旅行記 47日目 其の弍
コーヒー屋を出てからレストランに向かった。
マップを見ると時間的には30分くらいだからそんな遠くない。
ただ、丘の上にあるレストランだから、そこへ行く道は結構な坂道だった。
途中、クリケットをやっていたので少しそれを見ていた。
ニュージーランドでは結構有名なスポーツらしかった(後日、留学した時に知った)。


レストランに着いて中に入ると、好きな席で良いと言われた。
窓際に座りたかったけど、「予約」と書かれたプレートが置いてあったから、その隣の席に座った。
でも座ってからプレートを見たら12:30であと1時間半くらいあったから、注文の時に席を移って良いか聞いてみた。
すると、「時間までならOK」と言ってくれた。
窓際の席に座れてラッキー!と思いながら、ずっと外を見ていた。
窓からは内湾が見えて、良い景色だった。


店内は他のグループの会話が結構うるさかったはずなのに、あまりうるさいと感じなかった。
なんとなく不思議な感じ。気にならないというか。
騒がしいことには敏感なはずなのに。
カレーとフルーツティーを頼んだ後、近くの黒板を見たらパッションフルーツサイダーというものがあった。
なんとなく気になって後から頼んでみることにした。
ハーフパイントで頼んだら、缶だというので一瞬でもためらったが、お願いした。
サイダーの缶には「タイカレーに合わせてみて」と書いてあって、注文したカレーがココナッツカレーでグリーンカレー的だったから、ぴったりだなと思って少し驚いた。


カレーを食べ終わってから外を見ていたら、机の角に小さなクモがぶら下がっていたのを見つけた。
それを見ていたら、糸をのぼったり、糸を伸ばしておりたりを繰り返していて、何がしたいのかよく分からなかった(笑)
まぁでもしたいからするんだろうな、と思ってしばらくみていた。
自分がしたければやればいいってことで(笑)
レストランを出てから少し辺りを散歩した。
その一角だけ飲食店が並んでいて、周りは住宅街だった。
歩いていたら、あれは何が入っているものなのか、消火栓とかかな、絵の描かれた金属製の物置のようなものが置いてあった。
別の場所にもあって、一つは南極、シベリアンハスキー2匹と人が、もう一つは説明書きを読むとライターや詩人が描かれていた。
この辺りに来たことにもし意味があるとしたら、これを見せるためだろうか?なんてことを考えていた。
ライター?詩人?なれるの?!とか
妄想は相変わらずすごい(笑)


その後、丘を下りはじめた。行きと同じ道で帰ろうと思っていたけど、意図せず違う道に行ってしまった。
結局元の道に辿り着いたけど、なぜに間違えた?という理由はわからなかった。意味はないかもしれないけど、少なくとも何も気づかなかった。

其の参へつづく