実験生活:ネルソンにできるだけ長く住むために 8

実験生活の続きを書き始めようと思う。

自分でもこれまで何を書いたのか忘れてしまったので、末尾にリンクを貼りました。

あと、タイトルも変えた。

永住権をとりたい気持ちは変わらないけれど、自分にとってそれは目的ではなくて手段に近い。

今、自分が一番望んでいる目的に近いことは、”ネルソンにできるだけ長くいたい”と言うこと。

それは、ここでの生活が、少しづつ自分らしさを取り戻せているような気がするから。

結果として、永住権が取れて、かつ京都との二拠点生活ができたら最高に嬉しい、と今は思っている。

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卒業大学へ書類作成の依頼をしてから2日後、「対応が完了した」とのメールを受け取った。

日本の対応の早さはさすがと言うしかないし、感謝しかない。

学校側もすぐに対応をしてくれ、必要な書類を送ってくれた。

移民局へ送るカバーレターには、できるだけ早く結果が欲しい旨を書いた。

そして、VOC(Variation of Conditions)申請の準備が整った。

僕はそれまで、VOC申請はオンラインでできると思っていた。

が、申請ページに行ってみると、どこからファイルをアップロードすれば良いか分からなかった。

なので、移民局へ電話をして、どうすれば良いかを聞いてみた。

すると、「紙でしか申請できない」と言われた。

1日でも惜しいと思っている時に、これは痛い…でもそう言われたならしょうがない。

手元に印刷してあった書類をすぐに郵送した。速達で。

結論として至ったのが、Visitor visa申請時に同時にVOC申請するときはオンラインでできるけど、

Visitor visaが承認された後から追加で申請する場合はできないということ。

VOCの発送を完了し、この時できることは一通り終わった。

あとは、学校が始まるまでに、厳密に言うと学校が始まってから2週間後までに(これが学校側が提示してきた期限)移民局からの承認が取れることを祈りながら待つのみ。

ここから面白い展開が続いた。

まず、学校の入学までに移民局からの連絡は無かった。

VOCの結果が出るまでは大体5週間ほど。

2月の2週目に申請して、学校の入学日までは約2週間。

猶予期間の2週間を加味しても4週間強と、学校が要求していた期間内に結果を得るためにはギリギリだった。

だから、当然の結果でもあった。

学校への連絡期限の1週間前になって、ディナーの時「移民局からの連絡はあったのか?」とホストマザーから聞かれた。

「まだ」と答えると、「移民局へ電話をしてみてはどうか。するならサポートしてあげる」と言われた。

その時確か夜の7時くらいで、移民局の電話窓口は終了したと思っていた。

でも調べてみると、夜の9時頃まで対応していることが分かった。

善は急げ、と思い、その日のうちに電話をすることにした。

電話で状況を伝え、できるだけ早い回答が欲しいことを窓口の人に伝えると、緊急連絡用のメールアドレスを教えてくれた。

そして、その日のうちにメールを書き、「急ぎで回答が欲しい」との旨を教えてもらったメールアドレスに送った。

すぐに自動応答メールが届き、きちんと送られたことが確認できた。

その時、そのメールに書かれていた内容をしっかり読まなかったのだけれど、数日後にその内容が大事だったことに気づいた。

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Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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