手放して再スタート

会社を辞めて引っ越してから半年。

今週、今後の仕事や収入につなぐべく続けていた活動から一旦遠ざかることにした。

なぜそうしたのか?

きっかけは過去と同じような環境との関わり

2ヶ月前に社会人大学に通おうと思い始めた。

きっかけとしては、ある地域のお手伝いをさせてもらったこと。

その時に自分の知識のなさを実感した。

「学校に行ってスキルを学ぼう」

純粋にそう思えた。

行こうと思った大学への出願条件として二つの資格取得が必要だった。

それを得るには8月、9月と資格試験を受けて合格しないと間に合わない。

僕は参考書を買い、”短期間で合格できる”内容のwebをいくつか参照した。

7月末から空き時間はほとんど勉強。電車に乗っている時、ちょっとした待ち時間の時。

過去のスキルにも助けられて8月の資格試験は合格基準に達する点数を取ることができた。

8月の試験が終わった後に、自分へのご褒美と称してお酒を飲みに行った。

結果、その日は暴飲暴食をしてしまった。

僕はお酒を飲むと時々暴食も引き起こしてしまう。

これまではお酒のせいにしてあまり向き合ってこなかったが、最近は違う。

なぜなら、お酒を飲んでも適度に済ませられる時もあるからだ。

「なぜ暴飲暴食をしたのか?」

自分に翌日問いかけてみた。なぜか。。。

ふと思い出した。

「俺、肩書きを欲しがっていないか・・・?」

7月のお手伝いの時に名刺交換をした。かなりの人数と。

僕は退職後無職なので名刺は無い。かたや、他のメンバーは名刺を交換していた。

名刺がないことに僕は若干の戸惑いと焦りを覚えた。

「仕事につなげるには、認められるには何かしら資格とか肩書きが必要だ」

そう思ったのだ。

それを思い出した。

そして、自分が資格試験をすることや大学へ行くということについて

「僕はこれだけやっているよ!」

ということを周りに見せたい、評価してもらいたいという自分もいることに気づいた。

評価してもらいたい自分がいることは別に悪いことじゃない。

問題なのは「評価してもらいたいからやる」が先行してしまい

「俺が本当にやりたい」かどうかが見えなくなっていること。

「このままだとダメだ」「また過去と同じことを繰り返す」

そう思った。

「せっかく意を決して長年勤めたサラリーマンを辞めたのに、またサラリーマン時代と同じような道に乗ろうとしている。」

「過去に頼るのはどうしても生活に困窮する時だ」

そう思い直した。

幸いにも半年くらいは収入がなくてもやっていける状況だ。

それなのに収入を得るための手段を得ることに焦っていた。

「安定」を求めていたと思う。

安定は大事だが今はまだそこを考える必要は無い、自分にそう言い聞かせた。

新たな気持ちで

2月に退職して移住してリセットした気分でやってきた。実際そうだった。

けれど6月くらいから収入のことを意識しすぎていた部分がある。

今回それも手放した。

ここからは新たな気持ちでやっていきたいと思う。

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

2件のコメント

  • いい文章ですねー

    • ありがとうございます!

1件のピンバック

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

trans