絶賛調整中

久しぶりに親と同居をはじめて4ヶ月近く経とうとしている。

まぁ、楽ではない(笑)

親もそう思っているだろう。

小学校でいじめに遭って以降、特に中学校へ入ってからは、親とまともに会話してこなかった。

自分の周りに壁をつくって、いろいろな物を遮断してきたから。

その方が楽だったし、自分の身を守れると思っていた。

楽をしてきた代償が、今出てきている、そんなところか。

ただ思うのは、今の日本の家庭は大なり小なり問題を抱えている家がほとんどなんじゃないか、と言うこと。

昔は、「うちだけだ」と思っていたけど、そうでもなさそう。

ここ数年で、他の人の家庭の話を聞くことが増えてきた。

うちよりも大変そうな家庭もある。

うちはマシな方かもしれない、と思える時もあるし。

これまでまともに会話をしてこなかったので、お互い苦労する。

僕の気持ちの問題によるところが大きいかもしれないけれど。

個人的な推測だけれど、今の日本の社会は自分を社会に適応させないとうまくやっていけない。

僕も結局それができずに会社で働くことをやめた人でもある。

ただ、そうしなくても良いという選択肢がある、ということに気づけたからだ。

昔から見たら「逃げ」なのかもしれないけど、そうは思えない。

時には逃げることも必要だけど、これは逃げではないとは思う。

僕の父親は、昭和の塊のような人だ。

昭和生まれで高度成長期を生きてきたから、それはそうだと思う。

だから、ガッチガチの昭和の、そして会社人としての価値観に固められている。

だから、その価値観を押し付けてくることがとても疲れる。

すぐに声を荒げるし、怒鳴るし。そんなところはとても嫌だ。

ただ、母のおかげもあってか、そこまでまだ頻繁に口出しをしてこない。僕の生活や人生について。

昔は僕は言い返すことも多く、衝突も多かったけど、ここ数ヶ月はそれはしていない。

無駄なエネルギーは使いたくないから。

説明したところで、大抵の場合は理解しようとしない部分がある。

自分の意見は言うことは言うけど、そもそも議論ができないから(降圧的に上から目線で物を言う人だから)、

暖簾に腕押しに近いし。

だから、自分の話をどう話せばいいかも試行錯誤している。

限界が近づく少し前までは今の生活を続けて、適度に息抜きをしながら、その時が来たら家は出られるようにする。

今はそれでいいと思う。

これまで逃げてきた親との関係に向き合ってみよう、今はそういう時期だと思うから。

だから、ニュージーランドに今回は居られなかったのだろう、とも思うし。

ムカつくとかクソッタレとかいう感情もそのうち持てなくなる。

事実として、彼が自分の時間を使い働いて稼いでくれたからこそ、僕たち家族が生活できてきたことは事実だし。

それに対して、ようやく感謝の気持ちを持つことができている。

ただ、凝り固まった昭和の価値観をぶつけてきたり、降圧的に上から物を言ってくる態度は容認できない(苦笑)

これまでは、悪い部分だけをみて彼を全否定してきたけれど、良い部分も見れるようになってきたから、僕は昔のように邪険な態度をとることもなくなった。

母に対しても同じようなことが言える。

許せない部分があったけど、ある程度許せるようになってきた。

とりあえず、やれることをやってみて、「もう無理」となってしまう前に、限界が来たらどこかに行こうと思う。

いずれにせよ、後悔しないように彼らとの生活をしていきたいと思う。

無理しない程度に。

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    ネルソン(NZ)と日本の二拠点生活するのが夢。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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